第12章 雨の日も悪くない【伊月】
今日は部活が休みだ。
だから帰りの準備をして帰ろうとしたら、先生に呼ばれた。
先生「おい、伊月。」
伊月「はい。」
先生「お前今日、日直だったよな?」
俺はこの時嫌な予感がした。
なぜなら、この先生に日直の日に捕まると面倒なことが待っていると、前に日向や監督達が言っていたからだ。
先生「頼みたいことがあるんだ。頼めるか?」
やっぱり…。
まぁ日直だからしょうがないか。
伊月「はい、大丈夫です。」
先生「ほんとか?…良かった、良かった。」
なぜこんなに喜ばれているんだ?
先生「いや~、俺が頼みごとすると皆足早に帰っていっちゃうんだよなぁ。何でだろうな?」
断れたのか~(ToT)