第8章 幸せにしてくれるのは【高尾】
俺は今日、久しぶりにとデートしてる。
だけど彼女は久しぶりのデートなのに元気がない。
行きたいって言ってたカフェに連れて行っても…。
高尾「、ケーキ美味しくなかったか?」
『ううん、そんなことないよ。スゴく美味しい(^-^)』
と言って無理に笑ってた。
それに、一緒に歩いてるときもいつもより明らかに会話が少なかった。
俺は体調でも悪いのかと思って、近くにあったベンチへ誘ってみた。
高尾「ねぇ、そこのベンチで一休みしよっか。」
『うん。』
高尾「、体調でも悪い?」
『えっ?大丈夫だよ。』
高尾「でも今日、久しぶりのデートなのに元気ないよ?」
『そ、そんなことないよ…。』
高尾「嘘だ。絶対何かあるでしょ。もし悩み事があるなら話してみて。少しでもの力になりたいからさ。」
『和くん…。あ、あのね。』
高尾「うん。」