第19章 記憶の無い刀
自「ふざけんじゃねぇぞ。」
政「...ケオちゃんが怒るのも無理ないわ
全部私達の責任よ」
自「おい政府...私の顔がバレただけでどれだけ危険だか分かってんだろうな...
謝って済むことじゃねぇんだぞ...」
政「...整形でもすれば顔は変えられるわ」
自「刀剣男士には関係ない事知ってんだろ!
他の審神者には分からなくても刀剣男士は魂や匂いで人間を区別してんだ!
顔を変えたって元から持ってるものは変えられねえだろ!」
政「ごめんなさい...本当に...
幸い、本丸の場所は知られてないわ
こんな事もいつかはあると思ってたから対策はしてる
お願い、まだその子達の審神者で居てくれるかしら...」
自「当たり前だろ...
これで審神者降りろとか言ったらお前殺しに行くからなっ...」
政「殺されるのも当然よ
...鶯丸もあなたの事を心配していたわ...
政府塔に来れるかしら」
自「...今から行く
写真流した張本人もそこにつれてこい...」
政「分かったわ...」
電話を切り頭を抱える
私の顔がバレた事で危険が上がった
この本丸がバレたら終わりかもしれない
こいつらの身の危険もより上がったって事だ
「この里親本丸という審神者さんは大体どんな事をしているのですか?」
「そうですね〜(笑)
基本的に色々な本丸から無理矢理刀剣男士を奪って契約させ戦もさせずに飾りとしてそばに置いているんじゃ無いですかね(笑)」
「ていう事は、政府の方々はそれを隠して表では辛い思いをした刀剣男士を引き取っていると言っていましたが裏ではそういう事と言う事ですか」
「偽善者にもこれは、程がありますね」
ニュースでは着物を着たハゲのじじいがある事無いこと言い変な解説をしている
大「だから人間は嫌いだ。」
倶利伽羅がリモコンでテレビを消し席を立つ
大「...主、鶯丸を迎えに行こう
こうやって騒いでるのは最初だけだ。
どうせすぐ飽きるだろう、外からは見えないんだから敵襲も無い
それに俺達は大丈夫だ
そんなにか弱くないぞ(笑)」
自「確かに...(笑)
やっぱり考え過ぎなのかな...」
歌「世の中そんなフラグだらけの世界じゃないよ(笑)
安心していつも通り暮せばいいさ(笑)」
五「僕達いつでもあるじさまの味方です!」
三「うむ」
数「はい!」
