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不良と風紀委員【3Z】

第11章 涙


私はいつものようにプレハブ小屋の前にいる。
私が入ろうとした時

土方「何やってんだ。」
『ふ、副委員長』
土方「近寄るなと言っただろ」

そう言って乱暴に私の腕を引っ張った

『嫌っ!やめてっ!助けてっ!』

私は拒絶した。
怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い

助けて。高杉くん…

『怖いっ…助けて…高杉くん…』
高杉「おい。何やってんだ副風紀委員」
土方「高杉」

ふわっと私は高杉くんの腕の中に入った。

高杉「新井が嫌がってんだろ。嫌がってる女を無理やり連れてこうなんざ男としてどうなんだ。」

高杉くん…

土方「チっ。教室来いよ。」

『ありがとう高杉くん。』
高杉「いや。いいんだ。教室行くか」
『うん!』

私は一緒に教室に行く。



放課後

土方「なぁ。新井」
『なんですか。』
土方「俺と付き合え」
『名、何を言って…あっ。何か買い物ですか?私センスないんで他の人と』

ダンッ!!

これがまさに壁ドン!

土方「高杉なんかより俺を選べよ。」
『そ、それは…』
土方「なぁ」

と私の頬を触ってきた。
キモチワルイ。怖い。嫌。

体が拒絶反応を起こし、震えている。

『っ…やだっ…こわい…たすけて…やだよぉ…』

私は泣いていた。
副委員長は私から手を離した。

そしてキスをしてきた

ドンっ!

『何するんですか!』

私は教室を出ようとすると横には高杉がいた

『た、高杉くん!?これは違うの!』
高杉「良かったな。男ができて」

な、何を言ってるの?

高杉「じゃあな。女風紀委員」
『ま、待って!高杉く…』
高杉「俺を二度とその名で呼ぶんじゃねぇ。小屋にも来るな」

と言って出て行った。
私は吐き気に襲われトイレに駆け込んだ。

『おえっ…ぐえっ…ヒック』

私の涙は止まらなかった。

私は好きな人に拒絶されてしまった。
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