第1章 夢と現実
?「いい匂い。甘い女の匂い。男まみれのこことは大違いな匂い。」
『ふぇ?んぁっ!やめ、てくださ、いっ!』
男の人に首筋の匂いを嗅がれてる...
甘噛みされた..自分でも聞いたことのない
うわずった甘い声が出た...
夏「蓮!寝惚けてねぇで起きやがれ!」
蓮「ふ、ふぁぁ...ん?あぁ、ごめんね。美味しそうだったからついね...」
あくびをひとつついた蓮さん...
ついだったら私の心臓持ちません
『あ、私美羽って言います。よろしくお願いします。』
蓮「ふーん。美羽ちゃんか...よろしく」
すこしばかり無愛想に挨拶した蓮さん
いきなりにやぁっと笑った蓮さんは
顔を近づけて
キスされちゃうの?え、嘘、マジで
私はきゅっと目を閉じた
でもいっこうに感触はこなくて...
蓮「ぷっ、騙されてるし...
ところで美羽ちゃん?この家には
こわーい狼さんがいっぱい居て、
か弱ーい美羽ちゃんはすぐに襲われちゃうから
...気を付けてね?...」
そういって蓮さんは耳に息を吹き掛けてきた...
あとで蓮さんはなにいってたか質問されてたけど...
そんなこんなで5人揃ったので
恭一郎くんの作った朝ごはんいただきますか!