第4章 気付かされる想い…
大倉side
家に帰ってベッドに寝転がり
かめちゃんに電話をかけても
コール音だけがずっと鳴り響いて
かめちゃんの声は聞こえてはこない…
もう少し早く俺がこの気持ちに気付いてたら
こんな風に気まずくなることは
なかったんかもな(笑)
仕方なく電話を切り
かめちゃんに短いメールを送り
もう何も考えたくなくて
まぶたを閉じる…
それでも目の前に浮かぶのは
かめちゃんの笑った顔…
怒った顔…
悲しそうな顔…
驚いた顔…
かめちゃん…かめちゃん…かめちゃん…
どうしたって頭の中は
かめちゃんで埋め尽くされてしまうんや…