第6章 幼馴染
「………………」
歩結夢はベッドの中で眠っていた。しかし、何か重いものが身体の上に乗っかったのを感じて目が覚めてしまった。
「なんだ……?」
布団の上を見ると、音羽が倒れていた。
「あ……歩結夢……」
「ちっ……なんだよ音羽……」
「……話すことが……あるから……」
「んなもんねぇよ。早く出てけ……眠いんだよこっちは……」
「やだ……」
「お前と関わると嫌な事しかねぇんだよ。いいから早──」
「いい加減にしてよ!」
「っ!?」
突然叫んだ音羽に、歩結夢は驚いて黙ってしまった。
「確かに私が……変なことしかしないから避けるのはわかるよ……でも……一言も話さないように避けるのはやめてよ……私……悩んだんだよ……どうしたら歩結夢と……あゆくんと話せるようになるのか……」
音羽は歩結夢を小さい頃の呼び名で呼びながら話を続けた。
「もう嫌なの……あゆくんと話さないで生活するのは……耐えられないよ……」
音羽は顔を両手で覆って啜り泣き始めてしまった。
そんな音羽を見ていた歩結夢は少ししてから音羽を自分の布団の中に入れて抱きしめてあげた。
「すまなかった……おとがそこまで思ってるとは考えてなかった……」
「…………ねぇ……私の事……嫌いになったりしない……?」
「……しないさ」
「ほんと……?」
「ほんとだって」
「ほんとにそう思ってるなら……キス……して?」
言われた通り、歩結夢は躊躇いなく音羽の唇にキスをした。
「……なぁ、身体熱くなってないか?」
「うん……媚薬入ってる瓶を割っちゃって……」
「苦しくないか?」
「正直……辛いよ……あゆくん……鎮めてくれる……?」
「わかった。じゃあ、服脱がしていいか?」
「うん……いいよ……」
歩結夢は横で寝ている音羽の服を上から脱がせ始めた。
「っておい……なんで下着つけてないんだよ……」
音羽の服を脱がせると、すぐに膨らみのある胸が顕になったのだ。
「いつもそうしてるの……つけてると苦しいから……あゆくん……下も……」
「下は自分で頼むよ……」
「むー……しょうがないなぁ……」
音羽がズボンを脱いでいる間、歩結夢は音羽の頭を撫でていた。