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色彩豊かなシェアハウスで

第3章 帰国した姉


「和也、最後まで出来なくて残念だったねー」

そう言い残し音羽は今度こそ露天風呂を出ていった。

「……笑い事じゃないだろうが……」







瑠璃を部屋まで連れていって寝かせてから、私は秀馬に話を聞くために本人の部屋に行った。部屋の扉を叩くと、秀馬はすぐに出てきてくれた。

「瑠璃は?」

「薬の副作用で寝たわ。それよりも、聞きたいことがあるのだけど」

「……入りな」

「ええ、お邪魔させてもらうわ」






「それで、話ってなんだ?」

「さっき、瑠璃が薬のせいで暴走して、和也のアレを舐め始めたのよ。和也が誰に教わったのか聴いたら、あなたの名前が出たのよ。これ、どういうこと?」

「……はぁ……秘密だって言ったのに……。実は昨日さ、みんな夜から出掛けることになって俺と瑠璃だけ家に残ったんだよ。そしたら瑠璃が寝る前にこっちにきて好きだって告白してきたんよ」

「それで?あなたはどう答えたのよ」

「もちろん好きって答えたさ。その後色々あって一線越えてさ……」

「それって、瑠璃の処女奪ったってこと?」

「本人がいいって言ったからな……」

「ふぅん……」

「ほんとは黙っとくつもりだったんだが、瑠璃が早速ばらすとはな……」

「まぁいいわ。そんな理由があったなら仕方ないかな……そうそう秀馬。私も処女なんだけど、貰うつもりない?」

「アホか。瑠璃に怒られるわ」

「冗談よ。ま、和也には上手く誤魔化しておくわ」

「助かる。あと、これ以上瑠璃に変なことするなよ?」

「分かったわよ。悪かったわね、遅くに来て」

私はそう言って部屋を出ていった。

「さてと、もう少し薬の調整しようかなー」

私は鼻歌を歌いながら薬品臭が漂う自室に向かって歩きだした。

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