第2章 烏野に影山姉弟揃う時。
月曜日の朝。
影山「おい!姉ちゃん!!!起きろ!」
朝からうるさい弟。
「んー...。」
影山「だから!起きろって!朝練遅れる!」
「や~!(バッ」
影山「うおっ!」(バシッ
私は、手を振り回す。
手が飛雄の腕に当たる。
影山「!!!おい!いい加減にしろよ!もう、6時23分なんだぞ!?」
「.......」(ガパッ
影山「うをっ!(起きた!)」
シーーーン
ちょっとした沈黙が続く。
「ヤベエじゃんよおおおおおおおおおおおお!!!!!」
そして、ダッシュで準備する私。
なんで?なんで?なんで?
6時には目覚ましセットしたのに!!!
「ぎゃあああー!」
影山「.......はぁ。」
叫びながら準備する私を見てあきれる飛雄
~20分後~
「ハア、ハア.....よし.....。20分で準備できた......。」
時刻は6時45分。
影山「よくねぇよ!走るぞ!!!」
「よし!キタ!!!」
ダッシュする影山姉弟。
2人共50メートル走は7秒台。
弟の方は、7秒を切るかもしれない。
そんな2人のダッシュはすごく速い。
影山「グッ!姉ちゃん速ぇ...!」
「あ、あんたもな?!」
風のように走る2人は15分弱かかる道のりを5分で来たのであった。