第12章 5月2日 合宿初日
大地「ご馳走さまでした!」
「「ご馳走さまでしたッ!」」
皆で合掌をしたあと、潔子先輩が"お皿は自分で流しに持っていって..."と一言添えてから解散となった
田中、西谷
「「潔子さんがッ!潔子さんがッ!皆の前でお喋りになったッ!」」
縁下「お前ら、いい加減にしろよ?さっさと皿持っていけ」
「片付け遅くなるから急げ~!」
相変わらずな2人に少々呆れつつ、私たちは部屋へと向かった
__________________________________
縁下「今回もこっちの部屋で寝るの?」
隣にいた縁下に不意に聞かれた
「うん。前回もそうだったしね!大丈夫でしょ」
縁下「そーか」
「武ちゃんに言ったら、"まあ、身内も居ますし、人数が多ければ逆に安全だろう"だって」
縁下「確かにね」
そんなことをはなしながら部屋の前まで着いたので、部屋の中へ入る
日向「あっ!縁n...!? な、なな何でまお先輩が居るんですか!?」
日向の動揺ぷりったら...
どうした、日向...
「あれ?聞いてない?」
日向「聞いてませんッ!」
山口「じゃあ、まお先輩もここで寝るってことですか?」
山口も多少は驚いているようで、再度確認をしてくる
「うん」
日向「おい、影山は知ってたのかよ!」
影山「あ"?知るわけねーだろ...べつ姉ちゃんが居るくらいどってことねーよ」
日向の質問にあんな冷たく返す飛雄
「そんなこと言って~!本当はお姉ちゃんと寝れて嬉しいんじゃないの~?」
影山「なッ!んなわけねーだろ!クソ姉貴!」
大地「ほら、姉弟ゲンカしないの!とりあえず、3年は風呂入って来るから。縁下...1、2年の面倒は任したぞ」
縁下「! はい」
壮絶な姉弟ゲンカが勃発する直前でまた大地先輩に止めてもらい、そして、3年はお風呂へと向かった
あ、あと、やっぱりそういう代わりって縁下なんだね!
でも、本人は自覚して無いんだよなー
そして、私たちはワイワイしていたのであった
西谷「なんか、話でもしよーぜ!」
田中「おお!良いな!のやさん!」
縁下「煩くすんなよ...で、何の話するんだ?」
のやさんのナイスアイデアに賛成し、私たち1、2年は円になった