• テキストサイズ

薔薇の華

第1章 心


※猫Ver.

『私に触れないで……
近づかないで……
もう誰も傷つけたくはないの……

私の心に深く入ってこないで……

貴女が戻れなくなってしまうから……』

「嫌だ!行かないで!傷つけられてもいい。キミと一緒にいたいんだ……!」

『ごめん……ね……』

そういい女は消えた。


『……!!』
またあの夢だ……僕の見る唯一の夢……
あの方の心の叫び。

守りたいのに守れない。
触れられない叫び。


気分が悪い……

目覚めは最悪だった。
/ 2ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp