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ひとしずく【気象系BL】

第34章 びたーちょこ


ソファから動けずにいた。抜け殻のようにただそこにいるだけ。

静かな部屋に突然鳴り響くインターフォン。

誰?まさか・・いやそんなはず。

今度は電話が鳴り出した。

表示された名前はニノ。


「・・もしもし?」

N 「翔さん?家に居るんでしょ?ここ開けて?」

ニノ・・来てくれたの?

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