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ひとしずく【気象系BL】
第30章 はるしぐれ
翔は真っ赤な顔をして額に汗を浮かべ目を潤ませている。ハァハァと肩で息をしているその姿は普通では無い。
S 「たすけて・・からだが・・からだが」
もしかして盛られたか?
「翔?アイツらに何か飲まされたのか?」
コクコクと頷く翔。
「ちょっとだけ我慢して?急いで帰るから」
俺は急いで運転席に乗り込んで車を発進させる。
振動が刺激になるのか
S 「あぁっっん・・かじゅ・・はぁっっん」
後ろで翔が喘いでいる。
急ぐからね、少しの辛抱だからね翔。
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