第13章 れもん

S side

ニノが俺のお尻をグッと拡げている。

ウソ！？こんなところに入るの？

ビックリして固まっていると

ヌルヌルしたものを纏ったニノの指が
クルクルと入り口を撫でる。

しばらくそうしていたかと思うとツプンと中に指が入って来た。

｢痛いっ！！痛いよっ！！｣
涙がツーッと流れた。

ニノが気付いて唇でそっと拭ってくれる。

ゆっくりゆっくり動かされていた指。
最初は痛みしか感じなかったが何度かヌルヌルを足して擦られているうちに・・ちょっと気持ち良くなってきた。

俺・・おかしいのかな

｢あっっっん・・んあっっ・・あっっっ｣

気が付いたら自分の声とは思えない甘ったるい声が漏れていた。