第2章 20分前の気まずさ
土方
「履歴書見せろと言いたいところだが…
急な面接だったから書いてきてないよな!」
みわ
「はい…」
土方
「………どうすっかな………佐藤歳は?」
みわ
「…18です」
(こ、恐い!!なんか凄く恐いよ!!!
ニコニコしてれば受かる面接じゃないよ!!
オジさん助けてぇーー!)
土方
「志望動機は?」
(志望動機?……レアな求人だと聞いて……ってこれはダメかな…
それなら掃除が好きとか雑用が好きとか?ありきたり?
雑用が好きです……これもなんかな……)
みわ
「………」
土方
「答えられないのか?」
( ´Д`)y━・~~
みわ
「あ…いえ……」
(もう一か八かよ!!!)
みわ
「雑用が好きだからです…」
土方
「え!?雑用好きなの!??( ・Д・)y━・~~」
(あー…驚いてる…普通の反応だよね雑用が好きなんて引くよね…
は、恥ずかしい!!!恥ずかしくなってきたよぉ…)
土方
「決まりだな…おい!!山崎!!!」
副長さんは突然襖の向こうに話しかけた。
(誰か居たの?全然気付かなかった。)
"ガタガタガタガタ"
隊士さんが1人部屋に入ってきた。
山崎
「部屋の案内と仕事内容の説明をすれば良いんですね。」
土方
「頼んだぞ〜.」
( ´Д`)y━・~~
山崎
「承知。」
(え?わたし合格した!!?)