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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第14章 拝み屋





お茶と……お茶菓子と呼べるかどうか分からない代物を拝み屋さんがいるお部屋へ持っていく。









お部屋前の廊下にたどり着くと、



廊下で座って拝み屋さんと隊長さん達の話を聞いている山崎さんに中へと指示される。







みわ
「失礼致します……」







軽く一礼をして中へ入る






みわ
「どうぞ…」




3人の前にお茶とお茶菓子を1本ずつ置く。









「ちょっと!!お姉さん?何コレ?なんなのコレ?」










1番大きな拝み屋さんが

持ってきたお茶菓子に文句をつける。










みわ
「あ、はい。それは真選組ソーセージですが…なにか?」











「馬鹿にしてんの!?拝み屋さん馬鹿にしてんの!?」




「そうネ!こんな…バクバクバク…こんなの食べたら…モグモグ…ご飯が欲しくなるネ!持って来いよ!大盛りの飯をな!!」




「ちょっと!!僕…ワシの分は食べないで下さいよ!!」







土方
「出されたもんにケチつけてんじゃねーぞ。」




沖田
「すげーや、フツー、客に真選組ソーセージだすかな…

育ちが分かりやすねィ…さすが佐藤さんだ」





(嫌味だな沖田さん!!…仕方なかったんだもん!!

お茶菓子が無くて…

近くにいた原田さんに相談したら

これ持ってけって真選組ソーセージ渡してきたんだから!)






「つーか、お姉さん綺麗なのになんでこんなむさ苦しいとこで女中なんかしてんの?なんか弱みでも握られてんの?」





土方
「俺達のことなんだと思ってんだよ!てめーら!!」





沖田
「…チヤホヤされたいとかそんなんじゃないですかィ?」





みわ
「!?」





(ち、違う!!)







「あのS野郎はなんでさっきから、おねえさんにイジワルばっかり言うネ?」




「ほら、あれですよ…気になる子にワザと意地悪する男子みたいな…」




「え?嘘だろ?下の毛生えてもそんなんする奴いんの?恥ずかしくね?」








土方
「言われてんぞ総悟〜」







沖田
「土方さん、ちょっと佐藤に話あるんで俺ァ失礼しやす。」







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