第2章 20分前の気まずさ
中へ入ると外の蒸し暑さが和らぎ冷んやりと涼しい
(正面の部屋ってここだよね)
私は一応声をかけて中へ入る。
みわ
「失礼します…」
[……………]
中からは応対が無い
恐る恐る障子を開け中へ入ると誰もいなかった。
みわ
「ふぅ…」
(安心して中に入り適当に隅の方に座る)
真選組というイメージは私の中では恐いイメージしかないから、
正直いま身体中がガクガクしている。
(レアな求人なんだよね…頑張らなくちゃ…)
そんな事を考えていたら
"ガタガタガタガタ…"
部屋に煙草を咥えた怖そうな隊士さんが入ってきた。
( ´Д`)y━・~~