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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第9章 小雨





私は明日お休みなので、



今日できる事は全部してしまおうと



クリーニングから返ってきた隊服や下着などを選択場で仕分けをしている











"ガラガラ…"





誰かが選択場に入ってきた







(誰か洗濯物取りにきたのかな?)







瀬戸
「いたいた…おい馬鹿!遅くまでご苦労だな!!」





(瀬戸さん!?)





瀬戸さんとは事件以来何故か仲良くなってしまった…





みわ
「馬鹿にしに来たんですか?もう…」






瀬戸
「ちげーよ!!

副長がさ、お前を誘って来いって言うから来てやったんだよ。」







みわ
「誘って??」







瀬戸
「稲山淳二が怪談話に来てくれてんだよ!あと少しで始まるから、

いかね?」






みわ
「((((;゚Д゚)))))))ブルブル」







(怪談!?行かないに決まってる!!)







瀬戸
「おっ!その震え方懐かしいなぁ〜

お前を拷問したあの日以来か?」







瀬戸さんは私にどんどん近づいてくる。







みわ
「な、なんですか…」





瀬戸
「なんですかって…震えてる馬鹿が可愛くてさ〜

間近で見たくなっただけさ。馬鹿。」





瀬戸さんは私を壁際まで追い詰める






みわ
「瀬戸さんてば…ほら…怪談始まっちゃいますよ?

私は行かないので行って下さい。」





瀬戸
「行かない?その歳で怪談怖いとか可愛くねえぞ?

ブリッコしてんじゃねーよ!!

ほらっ!行くぞ!!!」





"ガシッ"





瀬戸さんが私の腕を掴んできた。





物凄く汗ばんでいる。





(もしかして瀬戸さんも怪談苦手なのかな?)





みわ
「や、やめて下さいっ!!」







"バン!"






瀬戸
「(・Д・)!」


みわ
「(´⊙ω⊙`)」





タイミングよく誰かが激しく洗濯場へ入ってきた。






みわ
「!!?」






入ってきたのは斉藤さんだった






瀬戸
「斉藤さん!(`_´)ゞ」






斉藤
「………」





斉藤さんは何も言わず瀬戸さんを見つめる





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