第52章 アンタが欲しい!
銀時
「悪りぃ…悪りぃ……で?相談って?」
斉藤
「はい…実は嫁に構って欲しくて仕方がないんですが…
どうも甘えるのが下手で…
私はどうすれば良いのでしょうか……」
銀時
「どうすればって…正直に構ってって言えば良いんじゃねーの?」
鼻をほじくりながら俺の相談に答える坂田さん
新八
「それが出来ないから相談に来てるんですってば!ね?斉藤さん!」
頷く俺
新八
「具体的にどんな風に奥さんに構ってもらいたいんです?」
斉藤
「…そうですね……もっと俺に話しかけて欲しい…心配して欲しい…
抱かせて欲しい…ですかね」
銀時
「(#`・口・´#)抱かせて!?」
新八
「(#`◯Д◯´#)」
斉藤
「?」
銀時
「斉藤さんの奥さんて…ほら…あれ…あの子でしょ!?
いつもニコニコしながら洗濯ものとか頑張ってるあの子でしょ?
いや〜抱かせて欲しいって…おまっ…////
俺が抱かせて欲しいわ!!バカヤロー!!」
新八
「ちょ…銀さん依頼者にバカヤローって……
て言うか…なんで斉藤さんの奥さんの事知ってんですか銀さん。」
銀時
「え、お前知らねーの?
斉藤さんはこの万事屋の斜め後ろの一戸建てに住んでるんだよ」
新八
「斜め後ろ……あっ!もしかして半年前くらい前に引っ越し祝い持って挨拶しに来た?」
銀時
「そうそう〜、可愛いんだよなあの子〜」
新八
「あー!分かりました!!確かに可愛らしい方ですよね!
へぇ〜斉藤さんの奥さんだったんですか。」
神楽
「フフフッ……ここは私の出番アルネ!!!
女の気持ちは女にしか分からないネ!私に任せるネ!」
銀時
「いや…お前に任せたら大変なことになるだろうが!!
よし!ここは俺に任せろ!!」
新八
「大丈夫なんですか?銀さん?」
銀時
「おぅ!任せとけ!」