第46章 ★真剣に机に向かっているのは…★
みわ
「これ…もしかして…」
目を輝かせながら俺からの土産を受け取った
沖田
「終兄さんには内緒で!」
俺は口の前に人差し指を翳し、
内緒のサインをする。
みわ
「は、はい!!承知ッ!!」
ただ同い年ってだけで興味本位で近付いたけど、
コロコロ変わる表情や仕草にいちいち反応してしまう俺がいる。
沖田
「そーいや、雄か雌か分かったんですかィ?」
みわ
「もう分かるんですけどね、聞いてないんです。
お楽しみって事でぇ〜」
沖田
「ふぅ〜ん…そうかい。」
俺の胸の中で何かがざわめきはじめる
(命名したい!命名したい!!)
沖田
「って事は名前もまだって事だよねィ?」
みわ
「はい。まだ〜」