第46章 ★真剣に机に向かっているのは…★
★沖田ストーリー★
"ピーンポーン"
俺は出産間近の佐藤を揶揄いに手土産をもって、
斉藤家を訪れた。
"ガラガラ…"
みわ
「あっ!沖田さん!!」
お腹が大きくなったみわが出迎えてくれた。
もともと華奢な身体が大きいお腹のせいて更に華奢に見える。
沖田
「仕事サボりにきやした(`・∀・´)」
みわ
「ふふっ……どうぞ〜」
家の中に入ると外の暑さが嘘のように涼しくて
昼寝したくなってくる。←人の家
沖田
「また腹デカくなったねィ」
みわ
「そうなんですよ〜、もう歩くのもシンドくて〜」
沖田
「今にも中のクソ餓鬼が腹の皮破って出てきそうだな。こえ〜」
みわ
「失礼なとこは相変わらずですねぇ〜沖田さんは…ふふっ」
滅多に怒らない佐藤
そういうところが懐かしくて……独り占めしたくなる。
沖田
「あ…忘れてやした、これ、土産……」
本当は終兄さんにやめてくれと言われたけど、
佐藤の喜ぶ顔が見たくて
店員オススメの低カロリーのお麩チョコレートを土産に持ってきた。