第7章 パターンが変わると焦る
先ずは…局長さん…
"トントントン"
みわ
「おはようございます、お茶をお持ち致しました。」
〈おおっ!!入ってくれ!!
"ガラガラガラガラ"
ドアを開け中に入ると
部屋の中央でこちらを見据え美しい姿勢の正座をした
局長さんが座っていた。
みわ
「おはようございます…
今日から女中として働かせていただきます
佐藤みわでございます。
どうぞよろしくお願い致します」
座った体制で手を床に軽くつけ頭を下げた。
近藤
「君が!真選組が結成して……初めて来てくれた女中さんだね!!!
いやぁ〜〜!こんなむさ苦しいところで働くと覚悟してくれて
嬉しいよ!!」
(初めての女中!!?)
近藤
「それより…昨日は大変だったな!!!
初日から苦労かけさせるが審議には顔をだしてくれ。」
みわ
「はい、承知しました…」
私は部屋の中央まで進み近藤さんにお茶を渡した。
近藤
「ありがとな、佐藤さん!」
みわ
「いいぇ……それでは失礼致します。」
副長さんかわ怖かったから局長さんも怖いと思っていたけど、
優しそうな人で良かった。
局長さんの部屋を後にすると、
副長さんの部屋へ向かう。