第42章 終さんと赤ちゃんグッズを買いに行く
店員
「大丈夫ですか?」
男が居なくなったのを見届けた店員さんが、
私を心配してくれる。
ペンギンのペンさんは他の店員さんの手によって捕獲されていた。
みわ
「ありがとうございました…」
店員
「どうします?一応、警察に通報します?」
みわ
「いぇ…大丈夫です……」
店員
「…ならせめて誰かに迎えに来てもらった方が…
1人で帰るのは危ないんじゃ…」
(確かに…そうだよね….…)
私は携帯をバッグから取り出すと、
終さんに電話する。
みわ→終TEL
「もしもし…」
終TEL
「どうしたの!?」
仕事中は緊急の時以外は電話をしないと約束していたから
電話の向こうで終さんが焦っている。
みわ
「実は…」
私はさっきあったことを話した。
斉藤TEL
「わかった。迎えに行くから待ってて。」
(良かった!駄目って言われたらどうしようかと思った…)