第37章 産婦人科へ
19時…
仕事を済ませて食堂に行き配膳カウンターに夕食を受け取りに行くと、
秋枝さんが心配そうに私に話しかけてきた。
秋枝
「体調は大丈夫かい?」
昨日の今日ではまだ私の秋枝さんへの不信は消えていない。
みわ
「はい…大丈夫です……」
当たり障りない返答をした。
秋枝
「病院へは行ったのかい?」
みわ
「秋枝さん…隊士さんたちがいる場所では私…話したくないです…」
秋枝
「そうだね…おばちゃんになるとデリカシーってもんがなくなってダメだねぇ。」
みわ
「……それでは…」
私は足早にカウンターから離れ、
わざと隊士さんが疎らなテーブルに座った。
うっ!!っとなっても良いように……