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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第5章 罪はないけど罰






"バシャ!!"






誰かが私をバケツの水の中から助けてくれた







"ガタ…ガタガタ……"







助け出された時の勢いで倒れたバケツの水がジワ〜と地面に広がった













みわ
「ゲホッ…ゲホッ……ゲホ………」







(た、助かった!!)









私を助けてくれた人が身体をそのまま支えてくれ





呼吸をし易い体制にしてくれている。





みわ
「………ッ……」





目を開け…助けてくれた人を見ると………





昼間のアフロヘアーの隊長さんだった。







瀬戸
「斉藤隊長!!」






隊士1
( ̄^ ̄)ゞ



隊士2
( ̄^ ̄)ゞ



隊士3
( ̄^ ̄)ゞ





隊士さんと瀬戸さんは斉藤さんに敬礼をする





"バタバタバタバタ"







また誰か拷問部屋に入ってきた







山崎
「ちょっ!!やめっ!やめ!!何やってんの!!!!」







(山崎さん……)







山崎
「佐藤さんは今日採用されたばかりの女中さんだよ!!

怪しい奴じゃないから!!!」







山崎
「佐藤さん!大丈夫!??」





みわ
「ごほ……な…なんとか……はぁはぁ…」















瀬戸
「女中!??」







拷問室の中が騒めく







グッタリした私をアフロ隊長さんが抱き上げてくれた。







山崎
「斉藤隊長、

すみませんがそのままみわさんを救護室へお願いします……」








頷く斉藤さん







瀬戸
「馬鹿!!お前、それならそうとなんで言わなかったんだ!!!!」






(言わなかったんじゃないよ…言おうとしたら煩いって……)







アフロヘアーの隊長に抱かれた私に駆け寄ろうとする瀬戸さんを、




山崎さんが制止する。





山崎
「これは審議にかけられてもおかしくない事案だよ。

副長の指示があるまで佐藤さんに接近禁止!」






瀬戸
「馬鹿ーーッ!!」






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