第33章 プー助くんの葬式とついでに先輩の葬式
山崎さんが死んだと聞いて私は悲しくて仕方がなかったけれど、
泣いてばかりは居られなかった。
沖田
「ザキの遺影どれが良いと思いますかィ?」
沖田さんと一緒に山崎さんの遺影を選んでいる。
みわ
「う〜ん…どれも…なんか山崎さんらしくないって言うか…」
沖田
「だよねィ……」
広報部が撮り溜めていた隊士達の日常の中に
映り込んだ山崎さんをパソコンで見ていた。
みわ
「沖田さん……納得いくものが無ければ作ってみたらどうでしょう?」
2人で畳の上で横になりながらノートパソコンの画面に釘付けだ。
沖田
「え?作る?」
みわ
「合成ですよ、合成。」
沖田
「なるほどねィ!!」
みわ
「でも…わたし…パソコン詳しくなくて…」
沖田
「俺もでィ………そうだ!神山なら……」