第32章 灯火
土方派隊士
「それにしても…これからどうなるんだろうな真選組…」
各々ジャンプを読んだり
携帯を弄ったり自由に過ごしている。
土方派隊士
「副長の行方が未だ分からず…局長は伊東に丸め込まれ…
沖田隊長はもうとっくに伊東派に回ったって話だぜ?」
みわ
「……」
(本当にどうなるんだろう…)
そんな事を考えていると、
私達がいる部屋の扉がノックされた。
瀬戸
「馬鹿…俺たちの後ろにいろ。」
みわ
「は、はい。」
皆、立ち上がり構える
土方派隊士
「入れ!」
(……)
"スッー"と扉が開いた
隊士
「佐藤さん、ここに居たんですね。
申し訳ないんですが洗面所の床が汚れているんです…
掃除お願いします。」
皆、安心して構えの姿勢を解く。
みわ
「分かりました。今行きますね。」
瀬戸
「危ないから俺がついていってやろうか?」
みわ
「きっと大丈夫ですよ。もう大切な書状も持っていないですから。」
私は部屋を出て、掃除に向かった。