第4章 牢獄の番人
瀬戸
「若くて可愛いのに変な事に手ェ出して死に急ぐなんてなー」
牢の隅で震えてる私に話しかけてくる瀬戸さん。
みわ
「私……変な事に手なんて出してません…」
夏なのに牢の中は寒くて
長襦袢と下着だけの私は寒くて寒くて仕方がない。
身体を丸めて座ってはいるけどあまり暖かくない。
瀬戸
「なに震えてんの!?怖いの??」
みわ
「寒くて震えてるんです…」
瀬戸
「寒くて?大丈夫だ、安心しろ〜
夜にはそんな事気にならなくなるほど
全身痛くて痛くて仕方なくなるからな!!」
みわ
「((((;゚Д゚)))))))」
(こ、怖い!!!
副長さん!山崎さん!…それから門番さん!!!
わたしの事を知ってる人!!!
だれでも良いから助けて!!早くーーッ!!)