第28章 お使いデート 前半
"ガシッ"
終さんに伸ばした手を掴まれてしまった。
斉藤
「気付いてたけど静かに近づいてくるの想像したら…
面白かったから待ってみた」
みわ
「え、気付いていたんですか?」
頷く終さん
斉藤
「それより体調は大丈夫?」
みわ
「はい!大丈夫です。」
斉藤
「良かった。それじゃあ行こうか」
みわ
「あ、はい!」
肩を並べて歩き出す
手は繋がなくても…きっと知らない人から見ればきっと…
恋人に見えるに違いない…
(/////)
斉藤
「お使い…なに頼まれたの」
みわ
「えと、土方さんのマヨネーズと
明日屯所に松平さんが来るという事で…その時に出すお茶菓子です。」
斉藤
「そっか」
みわ
「はい…」
きっと直ぐにお使い終わって解散だろうなぁ……
終さんの横顔を見る
(このまま…ずっと一緒に居たいなぁ…)