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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第4章 牢獄の番人





山崎さんと別れ何をしようか迷っていると、





さっきの【屯所を散歩】の言葉を思い出した。





(せっかくだから明日から掃除する場所の確認しておこう。)





山崎さんから貸して貰ったノート片手に歩き回る事にした。





まずは…





"パラパラ"





(詰所の厠と寝所の厠と……とにかく厠を全部確認しよう。)





よく分からないまま歩きだす。







長い廊下の突き当たりを左に曲がろうとしたら





行く手に数人の隊士さんが立って立ち話をしているのに気が付いた。





みわ
「……」





(緊張するけど…挨拶はしないと….)







みわ
「お疲れさまです…」







(・・)


(・・)


(・・)







(?)







私が挨拶したら固まってしまった隊士さん達







隊士A
「な、な、なんで女が屯所に居んだよ!!!」





みわ
「!(´⊙ω⊙`)!」





隊士さんの1人が突然叫んだ





隊士B
「怪しい奴!!」





(え?わたしのこと!??)





"ピーーーーーーッ!!"





隊士さんの1人がホイッスルを吹く






みわ
「!(´⊙ω⊙`)!」






アタフタする私に隊士さん達が鋭い剣を向けてきた





隊士A
「どこぞのくノ一か!!」





(くノ一!?私が!!?

そんなわけない!くノ一って美人しかなれないし!)







みわ
「くノ一じゃないです!」←そこは強く否定した。







隊士B
「じゃあなんだよ!」





ジリジリと隊士さん達が私に近づいてくる







みわ
「えと…私は……」







そんなやり取りをしていると、

ホイッスルの音に気付いた隊士さん達が私達がいる場所に集まってきた。







もう泣きそうだ……






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