第18章 休日の過ごし方PART2
沖田
「あーあ、終兄さん怒らせちゃったみたいだねィ…」
太々しく横になりながら無関係みたいな態度な沖田さん
みわ
「いい加減にしないと…泣きますよ……」
(元兇がニコニコして…なんで私が苦しいの……許せない!)
沖田
「泣けば?」
(ひ、酷い!!この人サイテー!!!)
私は耐えられなくなって涙腺が決壊した。
沖田さんは急に慌てて立ち上がりアタフタし始める。
みわ
「シクシクシク…(´;口;`)…シクシクシク」
沖田
「ごめんごめんごめんねィ!!」
沖田さんは何を思ったのか…
近くにあった壷を手にもって私の側に近づいてきた。
みわ
「………酷い!!それで私を殴って泣きやませるつもりですか!?
人でなし!!最低!!!」
沖田
「何言ってんでィ!!人聞きわりぃーな!!
善意で辛い記憶消してやろうとしたのに…」
みわ
「善意じゃなくて…悪意の間違いでしょ!!?」
沖田
「おまえが思ってるほどダークじゃねぇし…」
みわ
「…(´;ω;`)…」
沖田
「本当に好きなんだな…終兄さんのこと。」
急に真面目な顔で私に話しかけてくる
みわ
「沖田さんは嫌いです」
沖田
「ちょっ…今の傷ついたんだけど…謝ってくんない?」
みわ
「……」
私は貸してもらった布団を片付けはじめる。
沖田
「ごめん……」
みわ
「…もういいです……これで仕事に集中出来るようになりましたから。」
(そうだ、私は此処に恋愛をしに来たんじゃない!!仕事をしに来たんだ!
恋はここまで!明日からは真剣に働こう!)
沖田
「……」
みわ
「沖田さん!!今日は1日、非番なんですよね!!」
沖田
「そうだけど。」
みわ
「ちょっと遅くなっちゃいましたけど、
お昼ご飯一緒に食べに行きませんか?泣いたらお腹空いちゃって…奢ってくださいね!」
沖田
「( ゚д゚)え!?」