第17章 休日の過ごし方
みわ
「(´⊙ω⊙`)」パチ
今日は久しぶりの休日だ。
なのに!
毎日早起きだから今日も早くに目が覚めてしまった…
布団の上でゴロゴロしてみたけど二度寝ができない。
みわ
「……なんか女中になってから本当に健康体になったな…私…」
布団から起き上がり、
私服に着替えると…特にお腹は空いてないけど食堂に向かった。
隊士
「佐藤さんおはよー!あれ?今日は女中服じゃないんだね。」
みわ
「おはようございます!そうなんです今日はお休みなんです。」
この隊士さんは朝早くから門番の勤めがあり
女中で朝早く仕事が始まる私とは、早起き仲間だ。
大抵この辺で会っていつも一緒に食堂にいく。
隊士
「休みの日くらいゆっくり寝てれば良いのに…って言ってあげたいけど、
無理なんだよなー。いっつも早いとさ。」
みわ
「そうそう、本当にそれなんですよねぇー。」
隊士
「あっ!!
そーだ知ってる?早起き仲間の山田居るじゃん??
アイツ結婚したらしいよ?」
山田さんは事務役で
朝早くから電話番をしたり隊士さん達のシフトを作ったりして…
やっぱり私達と一緒で早くから仕事をしなくてはいけないので、
当然早起き仲間だ。
みわ
「え!?ほんと?…最近見かけないなーとは思ってたけど。」
隊士
「最近は嫁の実家から通ってるんだとさ。」
みわ
「へぇ〜」
隊士
「なんか寂しいよな…
5時に食堂にいる奴って俺と佐藤さんと山田とあと……
あれアイツ誰だっけ?」
みわ
「木村さんのこと?」
隊士
「そうそう木村…しか居ないのに山田が居なくなったら…な?」
みわ
「そうですね…」
そんな世間話?をしながら食堂に着くと、
木村さんがもう朝食を食べていた。
みわ
「木村さん、おはようございます!」
木村さんに挨拶するけど、
木村
「……」
いつも通りシカトされる。
隊士
「……ほら、飯取りに行こうぜー。」