• テキストサイズ

【R18】あなたは誰を選びますか?

第6章 揺れる揺れる



どうしよう…



ななし 『アベル、あの…っ!』




アベルは声をかける私など目にくれず、スタスタと歩き去ってしまった。



わぁーー!
どうしよう…
アベル怒ったよね
もう口も聞いてもらえなくなっちゃうのかな…





ジョシュア 「ん?どうしたんだ、ななし」



不意に声をかけられ、ハッとなる。



ななし 『あ、いえ、なんでもないです』




すると誰かが私の袖を引っ張った。




シャーロット 「ねぇ、ちょっとお話したい…」

ななし 『ん?いいよ、なに?』

シャーロット 「えっと…ここじゃなくて、二人だけでしたい…」






あー、昨日の夜のこと詳しく知りたいのかな。





ななし 『そっか、じゃあ…』

シャーロット 「僕の部屋に来て…」

ななし 『うん!』





私はシャーロットに続いて部屋に入ろうとすると、それを見ていた他の兄弟に声をかけられた。





アッシュ 「ん?シャーロット、ななしちゃんと部屋で何するつもりなんだ?また俺に怒られたいのかな〜?」






笑顔で言っているつもりなんだろうけど、アッシュさん全然笑えてないですよ…
ほんと怖い。
絶対怒らせちゃいけないタイプだ、これ。





ななし 『ただお話するだけですよ』

アッシュ 「それならここでだってできるでしょ〜」

シャーロット 「兄様達には内緒…」

アッシュ 「…っ!?」





そういうと私を部屋の中に引き込んで扉を閉めてしまった。




ななし 『え〜…』




その言い方だと色々誤解を招きそうだよ、シャーロット、、、






/ 61ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp