第3章 嫌な予感的中…
祈「ごめんね、メール見てもいい?」
絵「私のことは気にしないで下さい」
『いいよー』
祈「……。
ごめん、ちょっと兄さんに呼ばれてるから行ってくる」
絵「大丈夫ですよ。早く行ってあげないと!!」
『祈織にぃ、行ってあげて』
祈織にぃが乗ってくれて良かった。
でも、祈織にぃって悪知恵も働くんだ。
兄さんに呼ばれてるって特定名あげてないから、
後から誤魔化せるし…。
まあ、そんなことはどうでもいいや。
さて、どう出るかな?
ここ最近、祈織にぃと一緒にいたし、
できるだけ他の兄弟とも一緒にいたからストレスは
溜まってるはず…。
特に、妹萌えの椿にぃにはしっかりマークしてたから、
絵麻ちゃんは、誰にも私の悪口を言えない。
宣戦布告?
それとも脅し?
はたまた、カッターキャーってやつ?
ちなみに、この作戦を考えたのは風ちゃんだよ。
電話した次の日にメールしてきた。
風ちゃんって、なんだかんだ言っても、
優しいんだよね。