第34章 宇都宮出陣と審神者制度
加州の言葉に、こんのすけも頷く。
こんのすけ「えぇ、審神者様となられた方が消えることでの歴史への影響につては、政府でも懸念されていました。その為、これまでは審神者様が現実から居なくなっていても問題がないであろう睡眠中の時間のみ、こちらに移動できていたのです。」
「あっ、だから夜にだけアプリを開くとこっちにこれて眠るとあっちに戻されてたんだ。」
で、もっと円滑に審神者業をさせるのに扉があった事を思い出した、と。
七葉は、移動の謎について解けスッキリする。
「それじゃ、その、どこかにあるドアを見つければ、、、」
こんのすけ「はい、主様の自由に行き来ができます。」
こんのすけの言葉に、七葉は喜びの声をあげる。
「やったぁ!そるは助かる!荷物の移動とか、まさか海外旅行用のトランクに入れて一緒に寝る訳にもいかないし困ってたんだぁ。」
そんな七葉を横目に、加州が疑問を口にする。
加州「ねぇ、それって俺達も移動できるの?」
こんのすけ「えぇ、おそらく可能かと。主様とご一緒なら、刀である刀剣男士は主の持ち物と言う形になりますから。」
「あぁ、だから、、、」
所有する刀という意味では物として認識されるから、服と同じ扱いで触れている場合のみ一緒に移動してしまっていた、と言うことなのだろう。
七葉が納得していると、こんのすけが不思議そうに首をかしげて聞いてくる。
こんのすけ「主様?何かお心あたりが?」
「な、何でもないよ?」
まさか一緒に眠ってしまった為、すでに何度か現実に連れていってしまったとは言えず、七葉がごまかしていると加州が話題をかえ助け船をだす。
加州「それじゃ、午後からはその扉探し、しよっか!」
「そうだね!出陣した皆が帰ってくるまでにお昼の仕度しないとだし、昼御飯の後で物置き部屋に行ってみよう!」
七葉がそう言って立ち上がると、乱と加州も立ち上がる。
乱「あっ、主さん。僕、手伝うよ!」
加州「俺も!」
しかし、七葉は手伝いを断る事にした。
「大丈夫!2人はせっかくの自由時間なんだし休んでて。あっ、こんちゃんも急ぎの用が無ければお昼食べて行きなよ!」
こんちゃん「そんな、私は、、、」
「いいから、ね♪」
七葉はそう言うと、厨へと歩いて行った。