第2章 恋が芽生える時
同じ頃の聖羅は、突然明かりが消えて驚きのあまり、ベルに抱き着いた。
「べ、ベルさまですわよね!離れないで下さい!」
そんな、彼女を抱き抱える。
「べ、ベルさま?!!/////」
は、恥ずかしいですわ!と、呟く途中で、ベルは彼女にキスをする。
「…え?」
明かりが付いても、なおずっとキスをしたまま。
聖羅は、まるで夢のようですわ。と、ベルの頬にそっと手を添えた。そこに。。。
「いやぁー、遅れちゃってごめんなさい。聖羅の好きなマカロンたくさん取ってきましたよ!突然、暗くなって場所が分からなくて、遅くなりま…え?」
2人のキスを、目撃してしまったフラン。
持っていた、お皿を思わず落としてしまった。
「どうして…?」
パーティーは、その後静かに終わりを迎えた。。。