• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第77章 幼心


「‥ただいま。」

目を開くと、良く知るいつものが居た。

声も、抱き締めた時の感触も重みも、全てが待っていたの物だ。

やっと戻ったんだな。

「…寄り道し過ぎだ。」

ぎゅっと抱き締めると、も首に回した腕に力を入れ、返してくれる。

の甘い香りだ。

細くて、柔らかくて温かい。

「……………。」

「……伽羅ちゃん、あのっ‥何か…」

「生理現象だ。」

どこでそんな言葉覚えたの?と笑うに口付けをした。

「んっ、倶利伽羅…」

「、好きだ。ただの好き、じゃない。最上級の意味の好きだ。……戻ってくれて‥嬉しい。」


返事は期待しない。今はただ、強く強く抱き締めた。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp