第72章 能楽
それから、燭台切の旦那が作ってくれていた昼食を皆で食っている最中、鶴丸の旦那が大将と行った海にまた行きたいと言い出した。
「な、良いだろ?青いんだぜ!行こう!」
「……俺は行かないぞ。」
「そんな事言うな、伽羅坊も気に入る!それに傍に猫カフェってのがあったのを俺は見たぜ?」
「っ…!!?」
はは、大倶利伽羅の旦那まで連れ出そうとする鶴丸の旦那は凄いな。
「鶴丸殿、その‥錆びたりしませんか?」
「主、俺は主が昼前に行った図書館へ行きたいのですが‥」
「ああ、主ちゃん、僕も読んでみたい本があるんだ。」
さて、大将はどうする?