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うちの本丸【刀剣乱舞】
第66章 オセロ
「長谷部君、どうぞ。主ちゃんが待ってるよ?」
部屋から出てくるなり俺の前まで来た燭台切が言う。
「‥燭台切?」
「長谷部君、やっぱり僕は主ちゃんが好きだよ。君には負けたくない。」
「そうか、俺もお前には負ける気がしないんでな。‥行ってくる。」
笑って見送る燭台切に俺も負けじと笑って見せた。主は優しい、いつ誰の物になるかも解らない。
それでも、こいつに渡すのだけは嫌だと心底思ったんだ。
主の部屋のをノックする。
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