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うちの本丸【刀剣乱舞】
第52章 邪道
「あったかいね、前にお花のお湯にした時の事覚えてる?」
「あ?あー‥あれだろ、泥沼事件。すっげー色だった…」
「私はお湯より、あの時の歌仙のが記憶に残ってるよ。真剣必殺出しそうな怒り方で歩き回ってたもん。」
確かにな。鶴丸と鯰尾が真顔で土下座してるのには笑った。
「…あれ?って事は、もしかして兼さんお花のお湯に入れなかった方の人?凄く綺麗だったのに入れなかったのかぁ〜」
可哀想に、と笑うこいつは本当に俺なんか意識してないんだな。
ちくっと胸が痛んだ気がした。
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