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うちの本丸【刀剣乱舞】

第39章 契り①


「主、長谷部です。よろしいですか?」

襖の向こうから声がする。

「‥大丈夫だよ。」


部屋に入った長谷部は、やはり元気が無い。自分だけ知らないんだもん、当然だよね。

不安だろうな、私が思い出させてあげられればいいんだけど…


「長谷部、長谷部はね、ここの本丸に来る前にもここに居たんだよ。」

「…その様ですね。他の者にも言われました。ですが俺は‥」

膝の上で握った手に力を込めて俯く。

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