• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第37章 鍵②


何より長谷部が今はどうなってるのか、私を思い出してくれてるか知りたい。

「うん‥わかった、こんちゃんにはすぐ来るように伝えるよ。遠征中の皆が帰ったら、広間に集めるね。」

「そうかそうか、これで一安心だな。」

嬉しそうに笑った三日月が、私の膝裏に腕を通して抱き直す。

「へ?三日月?」

「…では、もう少し寝るか。」

と、私を抱き抱えたまま横になる三日月。その安心しきった顔を見てたら、私までなんだか眠くなってきちゃった。


朝食まではまだ少しあるよね?

胸の閊えが取れて気分がいい。もう少しだけならいいかな…と、三日月の体温を感じながら目を閉じた。







鍵。終
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp