• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第2章 君と一緒


長谷部君を見たのはあの一回きり。何かの力が働いてるんじゃないかって疑うくらい、鍛刀でも戦場でもあれから一度も見ていないんだ。

僕や加州君みたいに沢山見る子も居るのに、長谷部君だけは彼一人。

そう、それはもう…


「「運命。」」


あぁ、また何て君は可愛らしい顔をするんだろうね。恋をしていますってすぐに解るような幸せな笑みに、胸が痛くなる。

どうしてその笑顔を、声を僕だけに見せてくれないのかな?

こんな気持ち浅ましい。そんなの解ってるけど、どうしても押さえられないんだ。

羨ましいんだよ、どうして彼なのかな‥どうして僕ではないのかな…

/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp