• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第2章 君と一緒


「それって、私も椿寺へ行くって言った時の事だよね?」

「そうそう。関ヶ原も本能寺も越前も安土も、何回行ったかわからないくらいの時、なぜか椿寺に居るとか言い出してさ。」

「…だって、長谷部が絶対居ると思ったんだもん。」

「はぁ…今だから笑って話せてるけど、あの時は必死だったんだからね?」

「う…ごめんなさい。」

あの時の主ちゃんは梃子でも動かなかったんだ。もちろん皆止めたんだよ?危ないし、審神者が自ら出るなんて聞いた事ないでしょ?

でも駄目だった、誰が何て言ってもね。

いいな、羨ましいなってあんなに思った事はないよ。正直、格好悪いけど悔しかった。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp