第91章 毒入りスープ
KP『が‥次の瞬間、ひゅっと喉を絞められた様な苦しさと胸を刺された様な鋭い痛みが全員を襲います。』
清光『うわ、来たっ!』
宗近『お?これはどうなるんだ?』
小狐『浦島さんの様になるのですか?』
仔鶴『口元と胸を押さえて苦しそうに椅子から転がり落ちるぜ。床でくの字に身体を縮こまらせてぐぐっと唸る。』
KP『ここで毒との対抗ロールなんだけど‥皆自動失敗なんだよね。』
宗近『…終わりか。』
「「死んじゃうんですか!?」」
KP『ばくんばくんと激しくなる鼓動と口を動かすだけのでたらめな呼吸、握り潰される様な胸の痛みが襲います。疲れ果てた心臓、薄れゆく意識、真っ白に染まってゆく視界…あぁ、死ぬんだな、と思った瞬間、あなた達には何処からか吠える様な声が聞こえます。』