第91章 毒入りスープ
KP『格好良い油揚げ…?それでは皆さん机にある美味しそうなスープを手に取りますね。』
宗近『「鶴も飲むだろう?」』
仔鶴『椅子によじ登って匙を握るぞ!それで、飲んでも良いって言われるまで待つ。俺は良い子だからな!』
「か、可愛いですな!!」
「「一期…だからな、これは鶴だ。良いか?鶴だぞ?」」
「いや、俺、可愛いだろ!!?」
清光『「はいはい、じゃあ皆器は持った?仔鶴も持ってね。皆一緒だから大丈夫だよ?男の子ってば、旅しないと成長できないんだよね。」』
小狐『「いよいよだね。皆、準備はいいかい?」』
宗近『「ちょっと逝ってくる。」』
仔鶴『キリッ!!』
『「「「いただきます!」」」』
KP『スプーンから溢れそうなごろごろとした野菜が、ほろりと口の中で溶けます。懐かしい様なその美味しさに皆さんはほっとする事でしょう。浦島さんの作った温かいスープはとても美味しくて、幸せになる味でした。』