第91章 毒入りスープ
「主ちゃん、おやつ出来たよ!伽羅ちゃんと作った桜餅!」
「……あんた達も食え。」
「お?大将達面白そうな事してんな、またいつものあれか!」
茶菓子を持った光坊と伽羅坊が扉を開ける。その後ろから部屋を覗いた薬研が、手にしていたルールブックに気付き、長谷部と一兄も呼んで来る!と、出て行った。こっちも向こう同様、賑やかになりそうだな!
「あ、クトゥルフかい?良いね、また僕もやりたいな!」
「燭台切、おまえはしょっちゅう小指ぶつけて怪我するから、石切丸に払ってもらってからにしろ。」
「燭台切殿は、クリティカルとファンブルを良く出されますからな。」
薬研が連れて来た二人がベッドへ腰掛け、全員が揃ったところで本丸からお呼びが掛かる。