第86章 来歴
「…では、もう半月程で本丸へ戻れるのですね!?そうか、やっと‥良かった。」
「ふふ、嬉しい?織田繋がりのの不動君も来たし、黒田繋がりの短刀二人は極になったし‥」
まぁ、まだ博多君は居ないけどさ、帰ったら長谷部は昔馴染みとの子と仲良く出来るもんね!今度は日本号さんも探しに行かなきゃ!
「違いますよ主。そうではなくて、俺は主が悲しそうな顔をする事が無くなるのが嬉しいんです。」
そっと伸ばされた手が私の頭を撫でる。
「長谷部…」
「良かったですね、主。」
「うんっ、一緒に帰ろうね!」
長谷部の来歴に、皆で本丸へ帰って幸せに暮らしました。って付け足せるくらい、幸せにしてあげたい。
三十一日、長谷部を驚かせてあげるからね?
大好きだよ、長谷部!