• テキストサイズ

【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】

第7章 変化


~黒子side~



誠凛が敗北し僕は再び帝国兵となった次の日から僕には部屋が与えられた。そこはもともと僕の部屋だったところだ。そして今から帝国皇帝の赤司君との対面がある。



赤司「やあ改めて久しぶりだね、テツヤ。」



黒子「はい…まさかまた君の騎士になるとは夢にも思っていませんでした…」



赤司「不服そうだな、しかし僕はうれしいよ。」



頬杖をつき赤司君の赤と黄色の目が僕を捉えている。



黒子「よくそんなことが言えますね。もう僕は必要なかったんじゃなかったんですか?」



赤司「たしかにあの時はもういらないとは言ったがもうあれから3年も経つんだ。昔のように大輝の下で騎士としての仕事をしろ」



黒子「…わかりました。」



僕は帝国にいた時から赤司君のことが苦手でした。それでもその頃は僕の主人だったのでそれなりに仕事はこなしていました。しかし、もう必要ないと言われ帝国を追い出された。



赤司「ここではお前は自由だ、好きなようにしていい。姫に会いに行きたいのならば会いに行け。」



黒子「えっ…いいんですか?」



赤司「これは姫と誓ったことだ。お前が誠凛に逃げようとしたり、#NAME1#を連れ出そうとしなければそれでいい。」



赤司君が何を考えているのかは僕にはわからないが姫と会うことができるのならばそれだけでいい。 もう彼女を一人にさせなくていいのだから…



コンコン



実渕「征ちゃんちょっといいかしら?」



扉が開くと実渕さんが困った顔をしながら入ってきた。



赤司「玲央か、どうした?」



実渕「#NAME1#姫が何も食べてくれないの…朝も昼もよ!食べる気分じゃないと言って全く手を付けようとしないわ…」



赤司「何としてでも食べさせろ。ここで姫に死なれたら元も子もないからな。」



(姫…)



そうとう思いつめているんだと分かった。



実渕「今違う人が対応しているけどこれ以上は無理よ。」



赤司「フッなかなか思い通りにはいってくれない姫だな。わかった僕が行こう。」



黒子「!」



聞き間違いかと思いました。だって、赤司君自らが赴くなんてこと見たことも聞いたこともない。



赤司「テツヤ、君も来るんだ。」



黒子「…はい」



そして僕たちは姫の部屋に向かった。


/ 141ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp