【黒子のバスケ】 囚われ王女と獣の城 【裏夢R18】
第17章 恋情
全身が熱くなりビクビクと痙攣が止まらない。
なかなか快楽が収まらず、ぎゅーーっと赤司君のモノを締め付けてしまう。
赤司くんも一番奥に入れたまま眉間にシワを寄せ、少し苦しそうに、でも気持ち良さそうに私のナカでビクビクと脈打っていた。
貴女「ぁぁっ…ナカ…熱ぃっ…んっ」
赤司「はぁ、はぁ…んっ…」
少し落ちつくと、ゆっくりとナカを犯していたものがずるりと抜かれた。
赤司「はぁ、はぁ、大丈夫か?…」
貴女「…んっ…大丈夫…」
赤司「ふっ…まったく、こんなに余裕がなくなるとはな…」
汗ばんで息を整える目の前の彼が身体を重ねる前よりも愛しく見えた。
貴女「はぁ…赤司…くん…」
赤司「…どうした?」
そういった赤司君は私の隣に倒れこむように横になった。
貴女「助けに…来てくれて……ありがとう」
赤司「当たり前だ、本当に…無事で……よかった」
そういうと、彼は私を後ろから抱きしめた。
赤司「愛してる……」
あぁ…すごく愛を感じる。 今だけは…この夜が止まってしまえばいいとさえ思う…私は彼に背を向けたまま頬を赤らめた。
赤司「#NAME1#…少し、話を聞いてくれないか?」
貴女「えっ?」
少し赤司君の声色が変わった…何やら深刻そうな話だと私はふとそう思った。しかし、それとは裏腹に彼から話をするということに嬉しさも溢れた。
貴女「うん、聞かせて…貴方の話を」
赤司「…僕は……本当は生まれるはずのない存在なんだ。」
貴女「えっ?」
一瞬思考が停止した。彼の言っている意味がわからなかった。
貴女「…何を言っているの?貴方はここにいるじゃない!」
私はそう言って赤司君の方へ振り向くと彼は悲しそうに微笑んでいた。
赤司「いや…違うんだ……僕は…本当は僕じゃないんだ。」
貴女「言っている意味がわからないわ…貴方が貴方じゃないなんて…」
赤司「フッ…そうだな……いきなりこんなことを言われても理解できないか…」
彼のいう通りどうも私の頭では理解できなかった。
赤司「わかりやすく言うと……僕の中には…2人存在すると言うことだ。」
瞬きをすることを忘れるほどに驚いた。だが、私は誰も知らない赤司君を知ることになる。